ここを変えようわたしの練馬
■テーマ4:

 都市農業は、新鮮で安全な農作物を供給するだけでなく、輸送コストもかからず、都市の緑や景観の維持、農業体験や防災空間の提供など多面的な機能を持ち一層の振興が期待されています。農家と近隣住民との相互理解、地域コミュニティの活性化にもつながってまいります。練馬区の農地と農業に対する意識調査では、「農地は積極的に残して、農業を振興していくべき」「どちらかといえば農地と農業を残していったほうがよい」が83・6%と圧倒的多数の区民の方が「身近な農地や農業を残してほしい」と考えています。

近年、食の安全をめぐる問題がクローズアップされ「生産者の顔の見える農業」「安全・安心の地元産野菜」を求める声は、ますます大きくなっています。一方、都市農地は、環境保全の役割も大きくヒートアイランド現象を抑制し潤いのある住環境を形成する緑地としての役割を担っています。さらに、市民農園や体験農園を通した住民交流、災害時の緊急避難、都会の子どもたちへの農に対する理解や食育などの拠点とし多面的な機能を備えています。

今、都市に残っている農地は非常に貴重な農地であり地域の共有財産であります。都市農業を存続させるための抜本的な対策が必要であります。去る6月10日に、公明党都市農業振興プロジェクトチームと農林水産部会は、小泉首相に対し、都市農業振興に関する申し入れを行い「食料・農業・農村基本法」で都市農業の振興が国の責務であると明記された理念と都市農業の現状が一致していないとして、@都市計画法、生産緑地法などの見直しA相続税・贈与税の猶予制度の堅持・拡充とともに関連税制の見直しB都市農地保全から農業振興までの総合的な所管体制の整備C「農業体験農園」「児童農園」の普及拡大などを求めました。

 練馬区方式とも言われている「農業体験農園」は、利用者から「プロに直接指導してもらえる」「自分で作った野菜を食べたい」「農業の大切さを実感した」等々多くの声が寄せられています。なかには、精神障害者の復帰訓練の場として地域コミュニティの場として体験農園が貢献されています。区民の方々が、農業への理解を深める大切な機会となっています。本年も、1園増え計10園となりましたが地域的偏りもあります。更なる拡充を求めてまいります。

 練馬区は、区内農業への理解を深める機会として、ふれあい農園、先日行われました野菜ウオークラリーに加え、ブルーベリーとイチゴの観光摘み取り農園を新規に実施するなど積極的に農業とのふれあいを行っています。家族で、このような機会を持つことは、重要なことです。農業体験学習は、子どもが成長するのに欠かせない貴重な体験を数多く含んでいます。生きるために欠かせない食料をみんなと協力して自然の中で育て収穫し、ともに味わって食べる。練馬の農業の大切さを経験していく上で、学校農園、学童農園は、重要であります。しかし現状は実施校が少なく不十分であり、またプロがしっかりと指導していくなど、さらに拡充すべきと考えます。

 本年も農業体験農園に参加している区画数が1117区画あります。家族で参加されている方を含めると推測ですが2000名以上の方が、参加しているわけです。

 練馬区として都市農業の振興、農地の保全は、区民のお一人お一人の意識の高まり、盛り上がりが不可欠です。そのためのPR・啓発が重要であると考えます。さらに、練馬産の、農産物を使用した食事を提供するお店が話題を呼んでいます。
神崎代表も、9月1日に、選挙戦の忙しい中、練馬の都市農業の視察を行い、「マニフェストに都市農業の振興を掲げているのは、唯一公明党だけです。しっかりと支援していきたい」と述べております。私も真剣に取り組んでまいります。
(掲載日:2005.09.18)

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