ここを変えようわたしの練馬
■テーマ10:

核家族化、ライフスタイル多様化の時代。利便性が向上した反面、振り込め詐欺被害や子育て放棄などの事件が多発している。
その背景には、相談相手となるべき“家族”や人間への信頼感を失っているという事情があるのではないだろうか。
“向こう三軒両隣”で声を掛け、助け合ってきた地域の絆が、社会の財産として見直されるべきであろう。

こんな調査結果がある。文部科学白書(平成17年版)に紹介されている小中学生の保護者へのアンケートだ。「地域の教育力」が自身の子ども時代と比べて低下していると感じる人が55%以上に上っている。
その原因として
(1)個人主義が浸透
(2)地域が安全ではなくなった
(3)近所の人々が親交を深められる機会が不足
(4)居住地に対する親近感が希薄化
などを挙げる声が多い。

そしてその対策として「異なる考えを持つ人、異なる年齢の人との交流」が必要と感じる人が多い。
地域内で多くの人が知り合うことができる緊密な人間関係を築いていくことが今ほど求められている時はない。
また犯罪社会学の見地から、子供達自身が登下校の道などを回り、周辺住民に聞き取りをして「地域安全マップ」を作ることを提唱する識者がいる。不審者の「入りにくい」「見えにくい」場所を警戒する力をつけられ、地域には自分たちを守ってくれる大人が大勢いることに気づき、地域を愛する心も育つと言う。
世界的に有名なある識者は「家庭、学校、地域が一体となって『我が子のごとく』愛情を注げば、その土地の未来は必ず輝いていく」と。
未来の宝である子供達を育み、地域に安心と信頼を築きゆく友好の輪を、さらに広げていきたい。
(掲載日:2006.9.21)

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