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飲酒運転による痛ましい交通事故が後を絶たない。
事態を深く受け止めた警察は、全国で飲酒運転取り締まり強化週間(9月12〜18日)を実施し、約4300件を検挙した。
秋の交通安全運動においても「飲酒運転の根絶」が重点項目に追加された。
平穏に暮す区民が悲劇に巻き込まれる。ニュースを聞くたびに沈痛な思いを抱かずにはいられない。私たち区民、行政、店舗など社会全体の力で「飲酒運転そのものに甘い風潮」を打破し断固根絶したい。
ここ数年の法改正で罰則は強化されてきた。酒酔い運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金。酒気帯び運転は1年以下の懲役または30万円以下の罰金になる。飲酒運転で死亡させた行為に対しては、過失ではなく故意の危険運転行為として、最高20年の懲役刑を科す「危険運転致死傷罪」が新設された。
その一方で罰則強化が「ひき逃げ」を誘引していることも深刻だ。
昨年1年間で約2万件にのぼり、2000年から40%も増加している。「逃げ得」も絶対に許してはならない。
飲酒ドライバーが運転する車は「殺人凶器」と化す。
交通事故についてある識者は「自分も苦しみ、人をも苦しめ、周囲も悲しむ。こんな不幸なことはない。こんな愚かなこともない」と深く憂慮している。
「一杯くらいなら」「家が近所だから」「自分は酒に強いから」といった心の隙を厳しく戒めていきたい。その驕りと油断が自他ともの不幸を招く。
取り締まりや罰則の強化、酒気検知器の開発など、必要な対策は講じるべきである。しかしその根本である人の意識が変わらなければ、愚行は止まらない。
「事故は絶対に起さない」と毎日「意識して」乗ることが必要である。
飲酒運転根絶の根本は、絶対無事故への「意識変革」にある。この意識変革の波を社会に広く起していきたい。
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| (掲載日:2006.10.2) |
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