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11月9日から「秋の全国火災予防運動」が始まります。
今年の標語は「消さないであなたの心の注意の火」。一人一人が防火防災の意識や行動力を高め、火災による死傷事故や財産の損失を防いでいくことが重要といえよう。消防庁によると、今年の1月から6月にかけての総出火件数は29,205件。一日当りおよそ161件、9分に1件の火災が発生したことになる。
また、住宅火災で亡くなった人は709人で、過去最多となった前年同期と同数となった。このうち死者が多い出火原因は「たばこ」「放火」「ストーブ」など。特にたばこの不始末には充分気をつけたい。何気ないポイ捨てや、うっかり寝たばこが、いかに危険か、喫煙者の自覚が問われる。
さらに、亡くなった人のうち65歳以上の高齢者が57%を占めている。逃げ遅れるケースが多いだけに、早期発見が重要だ。消防法の改正により、段階を経て全ての住宅に火災報知器の設置が義務化されることになったが、そうした対策を含め、防災を家族で話し合い、習慣や身の回りの見直しなど火災予防への確認をしておくことも大切であろう。
消防庁では「住宅防火いのちを守る7つのポイント」を挙げている。
このうち三つの習慣として
(1)寝タバコは絶対やめる
(2)ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する
(3)ガスコンロなどのそばを離れるときは必ず火を消す
を呼びかけている。
また4つの対策では
(1)火災警報器等の設置
(2)寝具、衣類などに防炎品を使用
(3)消火器の設置
(4)お年寄りや身体の不自由な人を守るために隣近所の協力体制を作る
と、具体的なアドバイスで意識の徹底を図っている。
ある識者は「一瞬の油断や不注意が大きな事故に繋がる場合が多い。火災や交通事故は、あまりにも悲惨である。真剣な取り組みと細心の注意で絶対に無事故であっていただきたい」と語っている。
すべてを一瞬にして「灰じん」に帰してしまうのが火災。そうした悲劇を生まないためにも、生活の隅々にまで細心の注意を払っていきたい。
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| (掲載日:2006.11.8) |
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