ここを変えようわたしの練馬
■テーマ19:
メール社会における対話の大切さ

「べんりさの 裏にかくれる 落とし穴」
京都市主催の「平成19年度くらしの達人標語」で審査委員長賞を受章した中学生の作品だ。携帯電話の利便性の裏に潜む”危うさ”を表現し、注意を呼びかけている。
携帯電話の爆発的な普及に伴って、メールでのやりとりが増えている。通勤・通学の途中でメールを打つ若い人の姿も珍しくなくなった。人と別れた直後に、会話の延長としてメールを使うケースもある。

”他者とのつながり”を保ちたいという人々の心情は、昔以上に強いのかもしれない。ただ、携帯電話やメールによる意思の疎通の希薄さを指摘する声は多い。
メールによって、多くの人に、同時に、同じ内容を伝えることができるようになった。現在社会で仕事を効率的に進める上で、メールは欠くのとのできない道具となっている。しかい、その一方で、生の言葉を交わさないメールゆえの”落とし穴”があることも事実であり、この点を充分にわきまえることも必要だ。
青少年の人格力・対話力を育む上でも、一考すべきであろう。
アメリカの研究者によると、二者間のコミュニケーションで、言葉によって伝えられるメッセージは35%に過ぎず、残りの65%は声の抑揚・動作・表情など、言葉以外の非言語コミュニケーションによって伝えられるという。文字情報だけのメールでは、これらの非言語メッセージは伝わらず、無味乾燥な内容になりかねない。

情報・通話の道具が発達した分だけ、日本語特有の情感が伝わらずに、心の行き違いが増えている現代。
顔を合わせて語り合ってこそ「心の思い」が相手に響き、真実のふれあいも生まれます。
一人一人と徹して会い、語り合う公明党創立者池田名誉会長の大誠実の行動に学び、私も地域・社会に友情対話を広げていこうと決意しています。

(掲載日:2008.5.26)

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